※上記画像はイメージです。
私は20代会社員の投資家、「株主」です。
(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)
昔と比べれば、株式投資をする人が増えました。
積み立てNISAやIDECOなどの制度もあり、
投資信託やインデックス投資が広まっているのは事実としてありますが、
一方、日本個別株を始めている人はまだ少ないように思えます。
投資信託は毎月一定額を積み立てることが基本なので、
まとまった準備金が必要になる場面は少ないですが、
日本個別株は基本的に100株単位での購入になるので、
数万円〜数十万円の準備が必要になります。
「サラリーマンだから自分の生活もあるし、一度にそんなお金準備できない!どの銘柄を買えばいいのかわからないし!」
という方に向けて、私がオススメの銘柄をご紹介致します。
日本個別株デビューにふさわしい銘柄の基準は?
まず最初に、日本個別株を始めたい人へアドバイスとしては、
「気になっている銘柄や有名な銘柄、自分の好きな銘柄を最初に買うのがベストです」
とお伝えしたいです。
購入したら愛着が湧きますし、何よりいち早く相場の波に揉まれる経験をするのが大事なのです。
買う前は本当にドキドキしますし、買ってからも株価が下がらないかソワソワします。
でも、そこですぐに売って退場するのではなく、頑張って見守ってみて下さい。
段々と耐性がついて、買い増したり、他の銘柄を購入する余裕が生まれるでしょう。
とはいえ、気になっている銘柄がない方がいらっしゃると思います。
そんな方に、私から基準をお伝えできればと思います。
気になる基準は、以下の通りです。
●株価→1,000円以下(100株で購入金額が10万円以下)
●市場→東証プライム市場
●業界内順位→1位が望ましい(2位でも許容内)
●配当→あれば良し
●優待→あれば良し
以上です。
配当と優待はマストではないので、実質基準は3つです。
必要資金も10万円以下なので、万が一損をしたとしても少ない金額で済みます。
中にはPERやPBRを参考にした方がいいとおっしゃる人もいます。
私はそれに対して否定するわけではありませんが、
業界内順位が1位や2位の銘柄はほとんどの場合でPERやPBRの数値も優秀なので、
見る必要はないと思います。
(そもそも初心者の人がPERやPBRまで配慮できる余裕はないかと思うので。)
業界も特に絞らなくていいと思います。
経済動向や世界情勢によって、有利な業界や不利な業界が生まれますが、
そこまで指定すると自由度が低くなってしまうと考えましたので、
今回は特に縛りはありません。
あとは自分が好きな業界や企業の株を買うだけですが、
今回は特別に3銘柄をピックアップして紹介したいと思います。

金融業界 #8306 三菱UFJフィナンシャルグループ
まず1つ目は、金融業界より三菱UFJフィナンシャルグループをご紹介します。
国内最大の民間金融グループで、銀行、信託、証券、カード、リース等、
幅広く事業展開しています。
街中に銀行の支店やATMをよく見かけると思うので、馴染みがある方も多いでしょう。
そんな三菱UFJですが、先ほどの基準に当てはめてみましょう。
(2022年9月19日時点)
●株価→731.3(100株で購入金額が73,130円)
●市場→東証プライム市場
●業界内順位→1位
●配当→32円(表面配当利回り4.4%)
●優待→なし
↓参考

しっかり当てはまっていますね。
配当利回りも4%越えと非常に優秀です。
デビューの候補にぜひ入れたい、オススメの銘柄です。
また、個別に解説している記事もありますので、下のリンク先からご覧ください。
石油業界 #5020 ENEOSホールディングス
次に2つ目、石油業界よりENEOSホールディングスをご紹介します。
2017年に東燃ゼネラルと経営統合し、国内シェア5割の石油元売り首位です。
こちらもエネオスのガソリンスタンドを利用したり、見かける人は多いでしょう。
そんなENEOSホールディングスですが、先ほどの基準に当てはめてみましょう。
(2022年9月19日時点)
●株価→505.3(100株で購入金額が50,530円)
●市場→東証プライム市場
●業界内順位→1位
●配当→22円(表面配当利回り4.4%)
●優待→なし
↓参考

こちらも先程の基準にドンピシャです。
三菱UFJフィナンシャルグループよりも株価が安いので、
より購入のハードルは低いです。なのに配当利回りは高水準。
一点だけ補足するとするなら、石油の資源価格に連動しやすい銘柄ですので、
購入後、資源価格についてはしっかりチェックしていきたいところですね。
家電量販業界 #9831 ヤマダホールディングス
最後の3つ目は、家電量販業界よりヤマダホールディングスをご紹介します。
家電量販首位はもちろん、家電販売から住宅・リフォーム、家具にも進出。
住宅はM&Aで業界上位の一角のポジションを得ています。
ヤマダ電機に行ったことがない人は少ないのではないでしょうか?
そんなヤマダホールディングスですが、先ほどの基準に当てはめてみましょう。
(2022年9月19日時点)
●株価→481(100株で購入金額が48,100円)
●市場→東証プライム市場
●業界内順位→1位
●配当→18円(表面配当利回り3.7%)
●優待→500円分の優待割引券
100株以上で年間3枚
500株以上で年間10枚
1,000株以上で年間20枚
10,000株以上で年間100枚
↓参考

こちらも文句なしですね。
三菱UFJフィナンシャルグループ、ENEOSホールディングスよりも株価が安く、
配当も良好、何より株主優待制度が魅力的です。
100株購入するだけで割引券がもらえるので、家に届き次第使うことができます。
実は、私が日本個別株デビューの銘柄に選んだのも、このヤマダホールディングスなのです。
購入してある程度経った頃、値動きがある銘柄の方が面白いと思ったので、
利確をして次の銘柄に移ってしまいましたが、
あまりリスクを取りたくない方にとってはうってつけの銘柄と思います。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
★2022年9月4日に、ヤマダホールディングスについて解説した記事をアップしました。
ぜひこちらもご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は3銘柄を例に挙げましたが、この世の中には様々な業界があり、
そこには業界1位、2位の企業が必ず存在します。
そんな銘柄を中心に調べてみるのをオススメします。
(上場しているかしていないか、という別の問題がありますが、、)
引き続き、日本株について発信をしていきたいと思いますので、
引き続きよろしくお願いします。
株主(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)


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