百貨店の雄!配当で家族サービスも!#3099 三越伊勢丹ホールディングスを解説!

株式投資

※上記画像はイメージです。

(2022年9月7日に更新しました)

私は20代会社員の投資家、「株主」です。

(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)

twitterでは日々、株式投資の情報を発信していますが、

こちらのブログで一つ一つの株について詳しく解説していきたいと思います。

今回は第9弾ということで、老舗の小売企業の代表格である、

三越伊勢丹ホールディングスをご紹介します。

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株式会社三越伊勢丹ホールディングスとはどんな会社?

株式会社三越伊勢丹ホールディングスは、

百貨店業等の事業を行う子会社およびグループ会社の経営計画・管理、

ならびにそれに附帯または関連する事業を持つ持株会社です。

事業としては、大きく4つに分けられます。

①百貨店事業

三越伊勢丹グループ売上高の約8割を占めるコア事業として、

三越・伊勢丹・岩田屋・丸井今井の4つの暖簾を持ち、

国内・海外25社の百貨店企業で構成されています。

国内百貨店は北海道から九州まで20店舗、

海外店は中国・東南アジアを中心に28店舗を展開しています。

②クレジット・金融・友の会事業

三越伊勢丹グループのクレジットカード会社である㈱エムアイカードと、

友の会運営を行う㈱エムアイ友の会の2社から成る事業です。

③不動産事業

建装・デザインやリノベーション事業を手掛ける

㈱三越伊勢丹プロパティ・デザインなど4社で構成されている事業です。

④その他

三越伊勢丹グループの力を最大限高めていく基盤となる人材派遣や教育研修、

情報システム、物流サービス等の事業に加え、

お客さまとの接点を拡大する旅行などの事業、

ベンチャー企業への投資を行う事業など合計13社で構成されています。

↓引用元

株式会社三越伊勢丹ホールディングス
三越伊勢丹ホールディングスのホームページです。三越伊勢丹グループは、日本の百貨店売上高第1位を誇る小売業グループです。売上高の約8割を占める百貨店業を中心に、カード・金融・友の会業、不動産業、その他の4つのセグメントで事業活動を行っています。

人生の中で一度は三越や伊勢丹でお買い物をしたことがあるのではないでしょうか?

そんな三越伊勢丹ホールディングスの詳細を見ていきましょう。

三越伊勢丹ホールディングスの業績は?

2018年度の業績から、2022年度の業績予想までまとめた表が下になります。

赤く塗りつぶした箇所は過去最高の業績になります。

決算期売上高営業利益経常利益最終利益1株当たり年間配当
2018年度1,196,80329,22931,99513,48012
2019年度1,119,19115,67919,771-11,18712
2020年度816,009-20,976-17,171-41,0789
2021年度418,3385,9409,52012,33810
2022年度(予想)494,00017,00017,00019,00012

↓参考元

三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹)【3099】株の基本情報|株探(かぶたん)
三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹)【3099】の基本情報。株価四本値、出来高、売買代金、VWAP、約定回数、時価総額などの株価情報、会社概要、ヒストリカルPER、過去3年平均PER、株価トレンド、移動平均からのカイリ率、信用取引残高、業績推移の早見表、業種、投資テーマを記載しています。

2020年度はコロナの影響により、休館、営業時間短縮、不要不急の外出自粛、

インバウンド激減により、大きく赤字に転落しましたが、

2021年度には黒字に転換しています。

2022年度にはコロナ前である2019年度規模の利益が出る予想となっています。

また、百貨店の売上の要因の一つであるインバウンドに関わるのが為替です。

円安になればなるほど、日本での買い物がしやすくなります。

なので、円安ドル高になればなるほど、百貨店業界にとっては追い風になることでしょう。

為替の状況ですが、2022年は驚異的な為替の変動になっています。

2022年1月時点は1ドル116円前後だったのに、

2022年9月8日現在は、1ドル144円となっており、

1月を起点に考えると24%の円安となっています。

これの主な原因は、日米の金利差が少しずつ開き続けている状況が挙げられます。

日本はゼロ金利を続けているのに対し、アメリカは金利引き上げを継続しています。

それにより、日本円を売ってドルを買い、アメリカの国債を購入する流れがあるのです。

為替については今後も変動が大きいと予測されるので、引き続きチェックしていきましょう。

続いて株価について見ていきましょう。

三越伊勢丹ホールディングスの株価と配当は?

2022年9月8日時点の三越伊勢丹ホールディングスの株価は、

1株当たり1,178円です。

基本的には100株単位で購入するので、購入するにあたる準備額は、

1,178円×100株=117,800円になります。

約12万円支払って三越伊勢丹ホールディングスの株を100株購入すると、

年間に1,200円の配当金が入ってきます。

(1株当たり配当12円×100株=1,200円)

実際に振り込まれる時は、20%の税金を引かれた状態で振り込まれるので、

960円が手元に入ります。

利回りを計算すると、960円÷117,800円→約0.8%の実質利回りです。

続いて株価のチャートを見てみましょう。

by 株価チャート「ストチャ」

(ストチャminiより)

日足のチャートを見ると、8月の決算発表後に大きく下げました。

大きく下げた要因としては、決算内容が市場のコンセンサス水準に届かなかったことが

理由として挙げられそうです。

ただ、8月下旬に入国規制の緩和のニュースが報道されたことにより、

インバウンド回復の兆しが見えたことが追い風となり、

株価は急速に上昇しています。

続いて株主優待について見ていきましょう。

三越伊勢丹ホールディングスの株主優待は?

注目の株主優待制度ですが、

三越伊勢丹ホールディングスは株主優待制度を設けております。

優待内容は以下の通りです。

100株以上保有⇨10%割引の株主優待カード(買い物限度額30万円)

300株以上保有⇨10%割引の株主優待カード(買い物限度額40万円)

500株以上保有⇨10%割引の株主優待カード(買い物限度額50万円)

1,000株以上保有⇨10%割引の株主優待カード(買い物限度額100万円)

3,000株以上保有⇨10%割引の株主優待カード(買い物限度額150万円)

5,000株以上保有⇨10%割引の株主優待カード(買い物限度額200万円)

10,000株以上保有⇨10%割引の株主優待カード(買い物限度額300万円)

※2年以上継続保有かつ300株以上の株主には買い物限度額を2倍に設定して発行

三越や伊勢丹で買い物をする人には、大変魅力的な優待内容となっています。

ファッションやコスメ、デパ地下などあらゆるジャンルの商品購入に使用できます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は三越伊勢丹ホールディングスの株について解説していきました。

このような、株主優待が優秀な株も引き続き紹介できればと思います。

今後他の株も解説していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

株主(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)

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