※上記画像はイメージです。
(2022年9月19日に更新しました)
私は20代会社員の投資家、「株主」です。
(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)
twitterでは日々、株式投資の情報を発信していますが、
こちらのブログで一つ一つの株について詳しく解説していきたいと思います。
今回は第11弾ということで、鉄鋼業界の代表銘柄、
日本製鉄をご紹介します。
日本製鉄株式会社とはどんな会社?
日本製鉄株式会社は、1950年に創立された、日本最大手の鉄鋼メーカーです。
粗鋼生産量は国内首位、世界でも3位のポジションにつけています。
事業内容としては、大きく4つの事業を展開しています。
①製鉄事業
日本製鉄の売上の約85%を占める、メインの事業です。(2020年度)
鉄鉱石やコークスから粗鋼を生成し、そこから薄板や鋼管、建材といった製品を作ります。
②エンジニアリング事業
製鉄・環境・エネルギー関連のプラント建設から、
超高層建築物や巨大鋼構造物など多様な領域で、国内外のインフラを支えています。
③ケミカル・マテリアル事業
2018年10月、新日鉄住金化学と新日鉄住金マテリアルズの事業を一体化し、
日鉄ケミカル&マテリアルが誕生しました。
新日鉄住金化学の芳香族化学合成・精製・配合等の素材設計製造技術と、
新日鉄住金マテリアルズの薄箔・細線・微粒子等の材料技術を組み合わせ融合させることで、
日本製鉄グループが目指す総合素材対応力強化の一翼を担っています。
④システムソリューション事業
長年、製鉄業のシステムを24時間365日支えてきた実績で、製造業に加えて、
金融・流通・公共等、幅広いお客様に、
先端的ITを活用した最適かつ安定したシステムを提供しています。
↓参考元
そんな日本製鉄の詳細を見ていきましょう。
日本製鉄の業績は?
2018年度の業績から、2022年度の業績予想までまとめた表が下になります。
赤く塗りつぶした箇所は過去最高の業績になります。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 最終利益 | 1株当たり年間配当 |
2018年度 | 6,177,947 | 265,111 | 248,769 | 251,169 | 80 |
2019年度 | 5,921,525 | -406,119 | -423,572 | -431,513 | 10 |
2020年度 | 4,829,272 | 11,381 | -8,656 | -32,432 | 10 |
2021年度 | 6,808,890 | 840,901 | 816,583 | 637,321 | 160 |
2022年度(予想) | 8,000,000 | ———- | ———- | 600,000 | ———- |
↓参考

2019年度は売上が出ていたものの、利益が出ておらず赤字状態でしたが、
2020年度は業績を大幅に改善、2021年度は過去最高の業績となりました。
これは資源価格の高騰が大きく起因していると考えられています。
現在の世界情勢もあり、インフレはまだ継続する見込みなので、
資源価格も高止まりする可能性があります。
2022年の業績も注目していきたいところです。
続いて株価を見ていきましょう。
日本製鉄の株価と配当は?
2022年9月19日時点の日本製鉄の株価は、
1株当たり2,226円です。
基本的には100株単位で購入するので、購入するにあたる準備額は、
2,226円×100株=222,600円になります。
約22万円支払って日本製鉄の株を100株購入すると、
年間に16,000円の配当金が入ってきます。
(1株当たり配当160円×100株=16,000円)
実際に振り込まれる時は、20%の税金を引かれた状態で振り込まれるので、
12,800円が手元に入ります。
利回りを計算すると、12,800円÷222,600円→約5.7%の利回りです。
非常に高い利回りとなっていますので、長期保有銘柄候補となるでしょう。
続いて株価のチャートを見てみましょう。
(ストチャminiより)
日足のチャートを見ると、8月の決算発表後に大きく上げ、そのトレンドが続いています。
大きく上げた要因としては、2022年度の業績見通しが良好と発表されたことが
理由として挙げられそうです。
また、配当も160円で据え置きということで引き続き高配当が期待され、
さらに人気が出た可能性もあります。
ただ、原油と同様に鉄鋼価格に左右される銘柄というのは頭の片隅に置いておきましょう。
続いて株主優待について見ていきましょう。
日本製鉄の株主優待は?
注目の株主優待制度ですが、
日本製鉄は株主優待制度を設けております。
優待内容は以下の通りです。
1,000株以上保有:抽選で経営概況説明会招待
こちらは1,000株以上保有とハードルが高めなので、
興味のある方は権利獲得に向けて買い増しを目指すと良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は日本製鉄の株について解説していきました。
今後他の株も解説していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
株主(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)

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