※上記画像はイメージです。
私は20代会社員の投資家、「株主」です。
(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)
twitterでは日々、株式投資の情報を発信していますが、
こちらのブログで一つ一つの株について詳しく解説していきたいと思います。
今回は第27弾ということで、これから企業価値が高まる可能性の高い銘柄、
QDレーザをご紹介します。
株式会社QDレーザとはどんな会社?
株式会社QDレーザとは、2021年にIPO(新規上場)した電気機器企業です。
かつて実現は不可能と言われた、光通信用量子ドットレーザ(=Quantum Dot LASER)の量産化に初めて成功しました。このレーザ技術を用いて、情報処理能力の飛躍的向上を実現し、視覚障害者支援、目疾患予防、視覚拡張など、人類の可能性を拡張する挑戦を続けています。
事業領域は以下のようになっています。
●シリコンフォトニクス

シリコンフォトニクスとは、シリコン基板上に光導波路、光スイッチ、光変調器、受光器などの素子を集積する技術です。これにより、大容量伝送・低消費電力化を実現可能にします。
自動運転や無人ドローン、次世代センサの技術に貢献をしています。
●ビジリウムテクノロジー

ビジリウムテクノロジーとは、満天の星空を作り出すプラネタリウムのように、光で網膜に映像を描き出す技術です。
「ヘルスケア」では、病院の高価な医療機器と同等レベルの眼底検査を自宅で簡単にでき、緑内障の早期発見が可能になり、目の健康寿命を世界的にのばすことができると期待されています。
また、Low Vision Aidを開発し、見えづらい人(ロービジョン)の網膜に投影し、「見える」を実現。医療認証取得に伴い、医療モデルの量産化を推進しています。
さらに、AR領域にも関与。焦点距離に関係なく、風景に様々な情報を重ねて表示できます。現実と拡張現実の境目を無くす世界唯一の技術で、ナビや検索などの体験が一気にアップデートされるとのことです。
●センシング

532nm」「561nm」「594nm」の半導体レーザ。それは、バイオメディカル用途や、様々なセンシングへの応用だけではなく、装置の小型化・長寿命化に大きく貢献した画期的なデバイスです。
●レーザ加工

加工用レーザは、従来から使用されているガスレーザ、固体レーザから小型、高効率、優れたビーム品質、動作条件の自由度が高いファイバレーザへの置き換えが進んでいます。ファイバレーザには、種光になる高品質な半導体レーザが必要で、QDレーザの超短パルスDFBレーザは優れた光パルス形状、波長安定性により最適な種光と言えます。
↓参考元

そんなQDレーザの詳細を見ていきましょう。
QDレーザの業績は?
2018年度の業績から、2022年度の業績予想までまとめた表が下になります。
赤く塗りつぶした箇所は過去最高の業績になります。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 最終利益 | 1株当たり年間配当 |
2018年度 | 960 | -976 | -996 | -1,040 | 0 |
2019年度 | 756 | -1,207 | -1,225 | -1,240 | 0 |
2020年度 | 895 | -654 | -707 | -879 | 0 |
2021年度 | 1,101 | -931 | -893 | -880 | 0 |
2022年度(予想) | 1,277 | -567 | -558 | -562 | 0 |
2006年に設立されたQDレーザはまだ歴史が浅い企業ですが、
逆に捉えるとこの年数で東証に上場できている、市場から期待されている企業と言えるでしょう。
売上高は少しずつ伸ばしていますが、利益がまだ赤字の状態です。
精密加工用・計測用DFBレーザ、バイオ検査装置用小型可視レーザ、レーザアイウェアは前年に比べて売上高を伸ばしていますが、センサ用高出力レーザと通信用量子ドットレーザは伸び悩んでいる状態です。
利益が一転して黒字になるという情報や、販路の拡大、新たな技術の開発などの良いニュースがあると、株価は一気に跳ね上がる可能性がありますので、これからも引き続き情報収集を怠らないようにしましょう。
↓参考

続いて株価を見ていきましょう。
QDレーザの株価・配当は?
2022年10月15日時点のQDレーザの株価は、
1株当たり618円です。
基本的には100株単位で購入するので、購入するにあたる準備額は、
618円×100株=61,800円になります。
配当は0円なので、100株購入しても得られる配当金は0円です。
なので利回りも0%となります。
続いて株価のチャートを見ていきましょう。
日足で見ると、500円〜650円の中でレンジがあるように見えます。
週足、月足でみても同じようなレンジですので、500円より下回る場合は購入、
650円より上回る場合は売却を検討してみても良いでしょう。
センシング技術やアイウェアなど、取り扱う商品や技術はこれからさらに必要性が増していくと考えられるので、この企業自体の価値も上がっていくと考えられます。
短期的・中期的には下落も考えられますが、長期的には上昇していく可能性の方が高いと思います。
続いて株主優待を見ていきましょう。
QDレーザの株主優待は?
QDレーザは株主優待制度を設けておりません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はQDレーザの株について解説していきました。
今後他の株も解説していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
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