※上記画像はイメージです。
私は20代会社員の投資家、「株主」です。
(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)
twitterでは日々、株式投資の情報を発信していますが、
こちらのブログで一つ一つの株について詳しく解説していきたいと思います。
今回は第17弾ということで、総合エンターテイメント企業、
セガサミーホールディングスをご紹介します。
セガサミーホールディングス株式会社とはどんな会社?
セガサミーホールディングス株式会社は、
2004年にゲームメーカーのセガと、遊技機メーカーのサミーが経営統合して誕生した、
総合エンタテインメント企業グループです。
事業としては、大きく3つに分けられます。
●エンタテイメントコンテンツ事業
株式会社セガを中心としたセガグループにより、
コンシューマ事業、アミューズメント機器事業、トイ・映像事業の3つの事業を推進し、
コンシューマやアーケードなどのゲームコンテンツから、玩具、アニメまで、
エンタテインメントに関する幅広いコンテンツやサービスを提供しています。
(セガサミーHPより引用)
アミューズメント施設にあるゲーム機や、子供向けのおもちゃの販売がこの事業に該当します。
また、セガサミーといえば「ソニック」無しには語れません。
こちらのキャラクターコンテンツも事業の中の重要な柱になっています。
ソニックシリーズの累計本数は13.8億以上と記録的な数字となっています。
(本/DL※)(ゲーム本編、F2P合計)※ F2Pタイトルのダウンロード数を含む

●遊技機事業
サミー社を中心とする遊技機事業は、
“新しいものはサミーから”をモットーに既成概念を覆す数々の“業界初”を生み出しています。
昨今は業界を取り巻く急激な環境の変化に対応し、
パチスロ遊技機では軸足を「ゲーム性」に置いた「本当に面白いパチスロ」を、
ぱちんこ事業では新たな要素を搭載した「オリジナリティ溢れる遊技機」を、
的確なタイミングで創出すべく日々開発を進めています。
(セガサミーHPより引用)
代表的な作品は、北斗の拳シリーズではないでしょうか。
累計販売台数は約299万台と、遊技機市場をけん引しています。
法律の規制により、パチンコ業界は先行きが明るくなく苦しい展開が続いていますが、
それでもセガサミーは活路を見出そうとしています。
具体的には、パチスロやパチンコのコンテンツを利用した
PCやスマートフォン向けのゲーム、
カジノ向けゲーミング機器を展開しているとのことです。
●リゾート事業
宮崎県にある日本有数の複合施設であるフェニックス・シーガイア・リゾートをはじめ、
2017年4月に開業した韓国初の統合型リゾート(IR)施設「パラダイスシティ」の
プロジェクトを通じて、ホテル、エンタテインメント施設、商業施設、
カジノオペレーション等の開発、運営におけるあらゆるノウハウを蓄積しています。
グループが保有する最先端技術や豊富な経験を活用し、
セガサミーグループらしいエンタテインメント性あふれる
リゾートの開発・運営に取り組んでいます。
(HPより引用)
こちらの事業は上の2つの事業よりも認知されていないかもしれませんが、
日本では宮崎県に、韓国では仁川にホテルを保有し運営しています。
特に韓国のパラダイスシティというホテルはカジノが併設しており、
日本から一番近いカジノとして知られ、日本人もゲームを楽しんでいます。
↓参考元

見てきたように、まさに様々なアプローチによって
私たちにエンターテイメントを提供していることがわかります。
そんなセガサミーホールディングスの詳細を見ていきましょう。
セガサミーホールディングスの業績は?
2018年度の業績から、2022年度の業績予想までまとめた表が下になります。
赤く塗りつぶした箇所は過去最高の業績になります。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 最終利益 | 1株当たり年間配当 |
2018年度 | 331,648 | 13,079 | 7,495 | 2,642 | 40 |
2019年度 | 366,594 | 27,643 | 25,296 | 13,775 | 40 |
2020年度 | 277,748 | 6,553 | 1,715 | 1,274 | 30 |
2021年度 | 320,000 | 32,042 | 33,344 | 37,027 | 40 |
2022年度(予想) | 375,000 | 40,000 | 40,000 | 28,000 | 41 |
↓参考

2020年度はコロナの影響で大打撃を受けましたが、2021年度は見事に復活しています。
2020年度と2021年度の経常利益を事業別に見てみると、以下のようになります。
★エンタメ:279⇨368
→コンシューマ分野で新作タイトルが好調に推移したほか、
AM機器分野においてプライズカテゴリーが好調に推移
★遊技機:-113⇨102
→前期赤字からV字回復し、安定収益を確保
★リゾート:-89⇨-67
→国内は、新型コロナのマイナス影響を受けながらも個人客は回復傾向、
海外は渡航制限の影響継続
(IRより引用)
エンタメは回復すると考えていましたが、遊技機もプラスになっていたのは意外でした。
リゾートは中々苦しい1年間でしたが、
渡航制限が緩和されるので、2022年度は期待しても良いかもしれません。
続いて株価を見ていきましょう。
セガサミーホールディングスの株価・配当は?
2022年9月5日時点のセガサミーホールディングスの株価は、
1株当たり2,018円です。
基本的には100株単位で購入するので、購入するにあたる準備額は、
2,018円×100株=201,800円になります。
約20万円支払ってセガサミーホールディングスの株を100株購入すると、
年間に4,100円の配当金が入ってきます。
(1株当たり配当41円×100株=4,100円)
実際に振り込まれる時は、20%の税金を引かれた状態で振り込まれるので、
3,280円が手元に入ります。
利回りを計算すると、3,280円÷201,800円→約1.6%の利回りです。
続いて株価のチャートを見ていきましょう。
(ストチャminiより)
日足のチャートを見ると、下値が2,000円、上値が2,400円の
レンジの中で上下しているように見えます。
週足でのチャートを見ると、2021年7月の1,400円を底値に
2022年7月まで駆け上ってきて、現在は調整局面のようです。
しばらくは横ばいもしくは下落が続くかもしれませんが、
綺麗な上げ下げをしているので、むしろ株の売買の計画を立てやすいと思います。
タイミングが来たら、購入を検討しても良いでしょう。
(株の世界に絶対はないので、投資は自己責任でお願いします)
続いて株主優待について見ていきましょう。
セガサミーホールディングスの株主優待は?
セガサミーホールディングスは株主優待制度を設けておりません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はセガサミーホールディングスの株について解説していきました。
今後他の株も解説していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
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