※上記画像はイメージです。商船三井の船ではございません。
(2022年9月29日に更新しました)
私は20代会社員の投資家、「株主」です。
(twitterアカウント:@kabunushiyoutub)
twitterでは日々、株式投資の情報を発信していますが、
こちらのブログで一つ一つの株について詳しく解説していきたいと思います。
今回は第一弾ということで、タイトルの通り株価上昇中、高配当、株主優待制度がある
商船三井をご紹介します。
株式会社商船三井とはどんな会社?
株式会社商船三井は、日本の大手海運会社です。
海運業とは、モノを日本から海外に輸出する場合や、海外から日本へモノを輸入する場合に、
船を使ってモノを移動させ、その運賃を収入とする業界です。
日本は周りを海で囲まれているため、輸出入をする際は海運が必須です。
ですので、海運業は日本の物流において9割以上を占めるとも言われています。
↓参考元

グローバル経済の真っ只中である現在、海運業の重要性はさらに増していきます。
そんな日本の物流の根幹を担う商船三井の詳しい情報を見ていきます。
創業:1884年
社長:橋本 剛
グループ会社従業員数:8,547名(当社及び連結子会社)
グループ運航船舶規模:698隻 5,080万重量トン(当社及び連結子会社)
(引用:株式会社商船三井HP https://www.mol.co.jp/index.html)
130年以上の歴史を持ち、多くの従業員と船を有する日本を代表する大企業です。
そんな企業の業績はどうなっているのか、見ていきましょう。

商船三井の業績は?
2018年度の業績から、2022年度の業績予想までまとめた表が下になります。
赤く塗りつぶした箇所は過去最高の業績になります。
決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 最終利益 | 1株当たり年間配当 |
2018年度 | 1,234,077 | 37,718 | 38,574 | 26,875 | 45 |
2019年度 | 1,155,404 | 23,779 | 55,090 | 32,623 | 65 |
2020年度 | 991,426 | -5,303 | 133,604 | 90,052 | 150 |
2021年度 | 1,269,310 | 55,005 | 721,779 | 708,819 | 1,200 |
2022年度(予想) | 1,470,000 | 70,000 | 710,000 | 700,000 | 500 ※株式3分割済み。 |
↓参考元

売上や営業利益は毎年ばらつきがあるものの、
経常利益、最終利益と1株当たりの配当金は年々増加。
特に2021年度はコロナ禍の中、素晴らしい業績です。年間配当も1株当たり1200円と破格。
基本的に100株単位で購入するので、1回購入すれば年間で12万円の配当金が入ってきます。
2022年度の1株当たりの配当金は500円となっていますが、
これは2022年4月に1株を3株へ株式分割を行なった影響があります。
なので、以前からずっと株を保有している人は500円×3=1,500円の配当金がもらえ、
2021年度よりも配当金がもらえる予定になっています。
「いやいや、株価が高いんでしょ?そう簡単に買えないのでは?」
とお考えのあなた。
商船三井は安いんです。サラリーマン投資家でも買いやすいんです。
次は株価についてみていきましょう。
商船三井の株価と配当は?
2022年9月29日時点の商船三井の株価は、
1株当たり2,653円です。
基本的には100株単位で購入するので、購入するにあたる準備額は、
2,653円×100株=265,300円になります。
約27万円支払って商船三井の株を100株購入すると、
年間に50,000円の配当金が入ってきます。
実際に振り込まれる時は、20%の税金を引かれた状態で振り込まれるので、
40,000円が手元に入ります。
利回りを計算すると、40,000円÷265,300円→約15.0%の実質利回りです。
これは本当にいい意味で異常な利回りです。
日本個別株を見渡しても、トップ5に入るほど高配当な株なのです。
↓参考

続いて株価のチャートを見てみましょう。
日足で見ると、9月の頭から続落していることがわかります。
この要因としては、コンテナ運賃の低下や、
日本郵船の社長が今後の見通しについてネガティブな発言が
あったことによるものとだと考えられています。
非常に大きく下落しているので売りすぎだと今後反発がある可能性もありますが、
今後の見通しが明るくない、と日本最大手の海運会社の社長が発言したので、
その影響力は大きく、しばらくは下落トレンドが続くものと考えるのが普通でしょう。
また、9月の配当権利日を過ぎたことで、さらに売られている状況が続いています。
このまま下落を続けるのであれば、2,000円〜2,200円が次の抵抗線になるでしょう。
仮に2,000円になった場合、年間配当500円なので配当利回り25%と強烈な数字になります。
ここまで下がると配当目的で購入する人が多くいるので、流石に下値は固くなると思います。
ただ、それも将来の業績や配当次第ということもあるので、
経済動向や最新のニュースはしっかり仕入れて、戦略を練っていきたいところです。
ダメおしの商船三井の株式優待制度
ここまで商船三井の魅力的な情報をお伝えしましたが、
こんなに優良な株なのに、株式優待までついてくるんです!
100株購入することで、毎年、期日になったら以下の2点がもらえます。
①にっぽん丸クルーズ優待券:年間4枚
②フェリー割引券:1枚
①は、1度に2枚まで使えるクルーズの割引券です。
1枚で旅行代金の正規料金から10%割引、2枚で20%の割引が適用されます。
②はグループの商船三井フェリー、フェリーさんふらわあの 2社が運航するフェリーで利用可能の
「フェリーサービス共通クーポン券」となっています。
クーポン券 1枚につき、フェリーの旅客運賃から 5,000円割引がなされます。
特に魅力的なのは①ですよね。憧れのクルーズ旅行がお得になります。
ご両親への親孝行にもぴったりなクルーズ旅行、一度は経験してみてもいいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は商船三井の株について解説していきました。
このような優良株を見つける楽しさがあるのも個別株の魅力にあると思います。
今後他の株も解説していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
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